食べ過ぎや胃もたれは、梅干しで消化促進!消化時間を早める方法知ってる?!

「やってしまった~汗。。。食べ過ぎて、お腹が苦しいよ~!」←こんな状況になった経験、みなさん少なからずあるのではないでしょうか?

「なんでこんなに食べてしまったんだ~泣」とお腹をさすりながら後悔することって、ありますよね~。。。

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食べ過ぎてしまって、胃もたれして、苦しかったり、胃腸の調子が悪かったり。。。そんな時に助けてくれるのが、私たちの身近にある梅干しなんです!

梅干しは、なんと消化促進を促してくれます。消化時間を短縮してくれるのに一役かってくれるって訳なんです。←いいぞ!梅干し~!

今回は、食べ過ぎてしまってお腹が苦しい時や胃もたれしてしまって、胃腸の調子が悪い時の梅干しの上手な摂り入れ方をご紹介していきます。

たった今、食べ過ぎちゃって、お腹が苦しい方や、油っぽいもの食べちゃったみたいで、胃もたれしてて気分が悪い方、胃腸薬が家にあると思ったのに、ない~!と焦っている方は、家にあるであろう「梅干し」で消化促進させてしまう方法を是非読んでみて下さいね。

食べ過ぎや胃もたれは、梅干しで消化促進!消化時間を早める方法知ってる?!

まずは、食べ過ぎたり、脂っこいものを食べたりして、「胃腸の調子が悪い」という状態は、一体どういう状態のことなのか、食べ物を消化するということについて、詳しく見ていくことにしましょう。

 

胃腸の調子が悪いって、身体の中でどういうことが起きているの?!

食べ過ぎてしまったり、飲み過ぎてしまったり、過剰にいろいろな物を摂取したせいで、胃腸の調子が悪くなる。。

そもそも通常時の胃は、空腹の時には、0.05リットル(50cc)くらいの容量しかないんです。←ちょっとしかないんですね。。

でも、食べ物を食べて、胃に入っていくと、なんと最大1.8リットルに膨らむんです!←こんなに入っちゃうなんて!

胃に入ってきた食べ物を消化酵素(ペプシン)を含む胃液で細かくして、筋肉の力によって腸に送り出しています。

でも、食べ過ぎたりすることによって、一気に大量の食べ物が胃の中に入ると、胃液がうすまって、食べ物を細かくするのに時間がかかってしまうのです。

胃に食べ物が消化されず残ってしまう状態が「胃もたれ」とう状態になるんです。

それに、食べ過ぎを続けていると、筋肉の動きも悪くなってしまい、さらに胃もたれが起こりやすくなってしまうんです。

胃の中での消化時間について。。。

胃酸でドロドロになった食べ物は、その後、胃から十二指腸へ直径2ミリの「幽門」を通り抜けて運ばれていきます。この幽門では、毎分3キロカロリーずつ十二指腸に送られていくことで、腸でうまく消化、吸収できる仕組みが作られていると言われています。

分かりやすく言えば、例えば600カロリー程の朝ご飯を食べたとしたら、胃から十二指腸に食べ物が少しずつ移動していって、200分後(3時間20分後)くらいには、胃の中が空っぽになる、ということになるんですね。

ちょうど、お昼時には、お腹が空くって仕組みになる訳です。

ただ、やはり食べ物の種類によっても消化時間というのは、変わってきてしまいます。

  • 野菜類 約3時間
  • 炭水化物 約3時間
  • 肉類 約5時間
  • 揚げ物など 約5時間
  • 脂肪分 約8時間

これを見てもらえば分かるように、揚げ物だったり、脂肪分などは、やっぱり消化時間がかかってしまいます。

串揚げをいっぱい食べてしまったり、ロースとんかつを食べ過ぎたら、なかなか胃の中での消化が追いつかず、十二指腸への移動もスムーズにいかないので、胃の中が空っぽになるまでに時間がかかってしまうというのが、わかりますよね。。

それでは、次に梅干しで消化促進を促す話に入っていきます。

梅干しを食べて、消化促進を促そう!梅干しの消化時間短縮の効果とは?!

梅干しが、どうして消化促進につながっていくのかということを見ていきましょう。

唾液を分泌してくれる!

梅干しを見るだけで、唾液が出てきちゃいますよね~。

梅干しを食べれば、もちろん酸っぱくて、もっと唾液が出てきますね。この唾液が、消化促進に一役かってくれるんです。

食べ物は、まず口の中に入りますね。このときに唾液の消化酵素が働いて、炭水化物やパンや芋などを分解して身体に吸収しやすい状態にしてくれるのです。

梅干しを食べることで、唾液がいっぱい出ますね。唾液を自然に飲み込むことでも、胃もたれしてしまった状態でも消化促進を期待できるのです。

焼き肉屋さんで、帰りにガムをもらったりしませんか?あれも、口の中をサッパリさせる効果と、もうひとつ唾液の分泌を促す効果もあるってことなんですよね。

ガムよりも梅干しの方が、断然、唾液の分泌量は違いますが。

胃液を分泌する指令が出る!

胃腸と脳の関係というのは、実は密接な関わりがあるんです。例えば、ストレスを感じると、胃がキリキリ痛くなったりしたことはありませんか?自律神経が乱れると胃の調子が悪くなったり、お腹を壊してしまったり。。もし、慢性的に食べ過ぎてしまうということがあったら、それもストレスなどが原因になっている場合がありますので、注意が必要ですよ。

さて、食べ過ぎてしまって、なんとか早く胃の中の物を消化促進したい時、胃もたれしてツライ時、梅干しを食べることで、梅干しの酸っぱさで脳が刺激を受けて、胃液を出すように脳に指令が出るのです。胃液がしっかり出てくれるということは、消化時間も短くなって、お腹いっぱいで苦しかったり、胃もたれしてしまっている状況を緩和してくれるのを手伝ってくれるのです。

クエン酸の効果で胃腸を活発にしてくれる!

梅干しの酸っぱい正体のクエン酸も疲れた胃腸や胃もたれには効果を発揮してくれます。

このクエン酸も胃液を沢山分泌してくれるのに役立つので、食べ過ぎてしまった場合でも、梅干しによって胃酸が沢山分泌されて、胃腸の動きは活発になって、消化時間短縮につながっていくことでしょう。

梅干しをどうやって摂取するのがいいのか?梅湯にしてゆっくり飲もう!

梅干しの消化促進の効果を期待して、すぐに食べたいところですが、梅干しの酸っぱさや塩分の塩辛さが気になって、なかなか食べずらいと思われる方もいると思います。

そんな時は、梅干しとお湯で「梅湯」にして、ゆっくり飲むようにしてみて下さい。

湯飲みに梅干しを1個入れて、お湯を注ぎ入れて、梅干しを崩しながら、ゆっくり飲み干す。。。これだけです!

お湯を「ほうじ茶」や「緑茶」など、お好みのお茶に変えてみるのも良いと思いますよ。

個人的には、梅干しのほうじ茶割りが好きです。酸味が和らぐ感じがするので、美味しく頂けますよ。

どうにもこうにも苦しい。。どっち向きに寝ると効果的?!

ちょっと番外編ではありますが、本当にお腹いっぱいだったり、胃もたれで調子が悪い時は、横になってしまいたいですよね。

そんな時、どんな格好で寝っ転がるのが消化促進につながって、楽になれるかって知っていますか?!

正解は。。。。

「身体の右側を横にして寝る」

ということなんです。こうやって、身体の右側をしたにして寝っ転がる姿勢を取ることで、胃の中のものを早く体外に排出してくれるんですよ。消化時間の短縮にもつながっていきます。

一般的に胃袋は体内で左上から右下にかけて斜めの構造になっているのです。そして、胃から腸へと続く出口は、右側にあるんです。ということは、食後に身体の右側を横にして寝転ぶ姿勢になると、胃の中にある食べ物たちは、腸へスムーズに移動していくことができる、ということなんですよ。

胃が元々弱い人なんかは、この姿勢をとってあげるだけでも楽になれたりするそうです。

ただし!!!右側を横にして寝っ転がったまま、絶対に寝てはいけません!!!

眠ってしまうと、脳が胃腸に対して、「もう休んでよし!」と指令を出してしまい、かえって消化不良を引き起こしてしまいます。

もしも、食べ過ぎてしまって苦しかったり、胃もたれしてしまってツライ時は、梅干しをお湯やお茶で割った「梅湯」や「梅茶」をゆっくり飲んで、身体の右側を下にして横になって、眠ってしまわないように注意して、胃腸が楽になるのを待ちましょう。

それでは、今回の梅干しを食べることで消化を促進させる方法についてをまとめていきたいと思います。

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食べ過ぎや胃もたれは、梅干しで消化促進!~まとめ~

梅干しの消化促進の効果

食べ過ぎてしまって苦しい時や胃もたれでツライ時は、家にあるであろう梅干しを食べて、スムーズに消化促進させていきましょう。

梅干しが、どうして消化時間の短縮に良いかというと、

  • 唾液の分泌が促される
  • 脳に胃液を分泌する指令を出してくれる
  • 胃腸の働きを活発にしてくれる

このような効果によって、消化促進を促してくれるのです。

梅干しをどうやって摂取するのがいいのか?梅湯にしてゆっくり飲もう!

梅干しの消化促進の効果を期待して、すぐに食べたいところですが、梅干しの酸っぱさや塩分の塩辛さが気になって、なかなか食べずらいと思われる方もいると思います。

そんな時は、梅干しとお湯で「梅湯」にして、ゆっくり飲むようにしてみて下さい。

湯飲みに梅干しを1個入れて、お湯を注ぎ入れて、梅干しを崩しながら、ゆっくり飲み干す。。。これだけです!

お湯を「ほうじ茶」や「緑茶」など、お好みのお茶に変えてみるのも良いと思いますよ。

個人的には、梅干しのほうじ茶割りが好きです。酸味が和らぐ感じがするので、美味しく頂けますよ。

そして、どうしてもツライ時は、身体の右側をしたにして寝っ転がる姿勢を取ることで、胃の中のものを早く体外に排出してくれるんですよ。消化時間の短縮にもつながっていきます。

ただし!!!右側を横にして寝っ転がったまま、絶対に寝てはいけません!!!

眠ってしまうと、脳が胃腸に対して、「もう休んでよし!」と指令を出してしまい、かえって消化不良を引き起こしてしまいます。

もしも、食べ過ぎてしまって苦しかったり、胃もたれしてしまってツライ時は、梅干しをお湯やお茶で割った「梅湯」や「梅茶」をゆっくり飲んで、身体の右側を下にして横になって、眠ってしまわないように注意して、胃腸が楽になるのを待ちましょう。

梅干しは、昔から様々な効能があると言われ、薬のように認識されてきた日本の保存食品です。

今回のような消化促進効果はもちろんですし、風邪予防やインフルエンザ予防など、様々な効能が期待されています。

欧米化してしまった現代の日本の食卓には足りないと言われているアルカリ性食品のひとつでもあり、日頃から梅干しは食べて頂きたいと思う食品です。1日に2粒から3粒くらいを目安として、いつもの食事にプラスしてあげることで、健康的な食事に近づいていけるかと思います。

是非、みなさんも意識しながら、梅干しを美味しく、手軽に食べていってくださいね。梅干しって、本当に万能ですね!

それでは、今日も良い熟成を・・・・

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