酵母菌は肌に本当に効果があるのか?!酵母入り化粧水の謎に迫ります!

女性だったら、いつまでもお肌ピチピチで綺麗でいたいものです!←本当にそう思うわ!

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市場では、「酵母菌の力で綺麗になれる化粧水」みたいな感じで、いろいろな商品が出ていますよね~。酵母菌なんて言ったら、なんだか自然派っぽいし、肌に効果がありそう~って思いますよね。

あるメーカーの酵母入りの化粧水なんて、1本で何万円もするような高価なものだってあるし、そんなに高いんだから、もちろん効果はあるのよね~?って思っちゃいますよね。

でも、はたして酵母菌って、本当に肌に効果があるのかしら。。。?!←本当にピチピチになれんの~??

私は、現在は、発酵料理人で、発酵っていうテーマで発酵物やその発酵技術を使って料理をしています。今までの経歴では、酵母菌はもちろんのこと、いろいろな微生物を研究機関でも実験してきた経験があるのだけど、今回は、この酵母菌が料理とかパンとか食べるという事での効果ではなくて、肌に効果があるのかどうか?!という点に着目して優しく説明していきたいと思います。

沢山、市場で出回っている酵母入りの化粧水や化粧品。

ちょっと高価で、手を出そうかどうか迷っているアナタは、必読です!

酵母菌は肌に本当に効果があるのか?!酵母入り化粧水の謎に迫ります!

まずは、酵母入りの化粧水や化粧品って、どうやって作られているのか?というところから進めていきましょう。

皆さんもご存じのパンを焼いたりするときに使うイースト菌。あれも、酵母菌です。酵母菌が入っている化粧品ってことは、あのイースト菌を添加しているのかしら?!って、思ってしまいがちだけど、酵母入りの化粧品の場合は、そうではないんですよね。

それでは、どうやって作っているのか、詳しくみていくことにしましょう。

酵母菌の培養液が、化粧水の正体なのだ!

「酵母!酵母!酵母が入ってまっせ~!」という化粧品。

酵母が入っているから、酵母の力の効果があるから。。。高くって仕方ない。。。

ハッキリ言って、そこに酵母菌なんて入ってないのがほとんどです。←怖!だまされてた感、満載。。泣。。

酵母菌を謳う化粧品は、主に2つあります!

1つ目は、「酵母エキス」という成分名で、酵母から美肌に効果的な成分を抽出したエキスを配合したもの。2つ目は、「〇〇培養液」とか「〇〇発酵液」という成分名で、酵母を培養した後にそれをろ過して得られた液体を配合したものです。

残念ながら、成分を抽出したものや培養液をろ過したものなので、その化粧品の中には、酵母菌は存在していないことになります。←ひえ~!!!

 

酵母菌の培養液は、肌に効果はあるのかしら?!

先程も言ったように、化粧品に配合される酵母菌は、酵母から抽出したエキスまたは、酵母の培養液の主に2つです。

ここで気になるのが、上記2つの成分は、肌にとって効果的なものなのか?!という点です。酵母エキスは、美肌に効果的な成分を抽出したものだし、培養液は、発酵する際に美肌に効果的な成分が作られるそうです!←お!酵母菌!いいぞ!

では、その美肌に効果的な成分とは何なのでしょうか??

その成分とは、主にアミノ酸とビタミンです!

アミノ酸には「保湿効果」があります。また、ビタミン(ビタミンB群)は「肌のターンオーバーを司っており、肌細胞の生成に関係」しています!

酵母入りって言いながら、入ってない事実があったけれど、ちょっとここでホッとしましたね。。

では、もう少し詳しくいきますよ~。

 

潤い肌の決め手は、一体何なのか?!

人間が元々持っている肌中の保湿成分を「NMF(天然保湿因子)」と言います。

角質層中に存在していて、水分を吸収してくれて、保持する働きをする物質なんです。そして、主な成分となってくるのが、アミノ酸です!

また、ビタミンB群は、肌のターンオーバーを司っています。不足してくると保湿機能が劣る未熟な肌細胞しか生まれず、トラブル肌を招いてしまいます。

酵母由来の化粧品成分は、アミノ酸やビタミンを含むので、肌状態を正常に保ってくれるのに効果があるようですね。

 

高価な酵母入り化粧品なら、肌の奥の奥まで浸透してくれるんでしょうね?!

ビックリするほど高価な酵母入り化粧品たち。。

酵母菌の代謝産物によって、肌の保湿に効果のあるアミノ酸類を生成してくれるんだし、それが主成分になっているんだから、仕方ないわよね。

こんなに高価なんだから、さぞかし、肌の奥の奥まで浸透してくれるんでしょうよ。。。って、思ってしまうのだけど。。。

なんと、肌の奥の奥まで浸透なんて、しないんですよ!←ちょっとショックですよね。。

浸透する限界は、「角質層」までなんです。

角質層って言ったら、表皮の一番上の層です。そんでもって、ラップくらいの薄さしかないんです。そ、そこまで~、で終了。

化粧水なんかの広告等にも、注意書きで「浸透は、角質層までです」と書いてあるんですよね。

じゃ、ただ単に高価なだけで、意味はないのか、肌に効果はないのか、という点について。

実は、角質層というのは、

  1. 体内の水分蒸発を防いでくれる作用。
  2. チリやホコリ、アレルゲンなどの異物が体内に入り込むのを防いでくれるバリア機能。

この2つの働きを持っているんです。

潤いの決め手は、角質層の水分と油分(皮脂)のバランスで保たれているんです。

ですから、化粧水などが、この角質層まで浸透してくれれば、潤いある肌を保つという効果は期待できる、ということになります。

酵母菌が生成してくれたアミノ酸類などの主成分が、角質層まで浸透してくれれば、水分をしっかり抱え込んでくれる、そして、元々ある天然保湿因子も正常に働いてくれる!

潤い肌の効果が得られそうな予感がしちゃいますね!

高価なS○○という化粧水には、何が入っているの?!

はっきりと商品名は言わないけれど、酵母菌をうたっている高価な化粧水は、一体何でできているのか知っていますか?

この化粧水は、とっても有名なので、使った方や使っている方も多いかもしれませんよね。

一種のステータス感も感じられるような商品ですよね。

この化粧水に配合されている「ガラクトミセス培養液」は、どうやって作られているか調べてみると、牛乳をガラクトミセスという糸状菌の酵母で分解して得られる液体をろ過したものということが分かりました。

ホームページでは、ガラクトミセス培養液は、「ビタミン、アミノ酸、ミネラル、有機酸が豊富に含まれた液体」と説明されていましたが、化粧品の裏面などに記載されている全成分表示では、「ガラクトミセス培養液」とひとまとめに表示されていて、培養液を構成する成分については、詳細には記載されていませんでした。

何が入っているか詳しく書かれていないと、化粧品を購入する時に迷ってしまうような。。

では、最後にどうやったら酵母由来の成分を配合した化粧品の効果を最大限に引き出していけるのか?どうやって選べばいいのかを書いていこうと思います。

 

酵母由来成分配合の化粧品を使用するに当たって

先程も書きましたが、培養液を配合した化粧品は、培養液を構成する成分については、詳細に書かれていないことが多いです。

化粧品を使用する人自身が、肌に合わない成分を分かっていて、全成分表示を参考に化粧品を選んでいるとしたら、成分の詳細が分からない培養液配合化粧品を購入するのは少し不安になってしまうかもしれません。

酵母由来成分配合の化粧品を選ぶ際は、サンプルなどで試してから、購入するというのが、一番安心で安全な選び方だと思いますので、まずは、サンプルから試してみて下さい。

せっかく高価な化粧品を買ってもに合わずに、残念なことにもなりかねません。

そして、どんなに高くて、口コミで評判が良いとしても、そして、発酵というなんだかナチュラルっぽい肌に良さそうなイメージがあったとしても、自分の肌に合うかどうかは、わからないので、イメージだけで判断しないように注意して下さいね。

私も昔、自然派系の化粧品を使って、赤いプツプツが出来ちゃったことがあるので、皆さんはそんなことがないようにして下さいね。

それでは、今回の酵母菌は本当に肌に効果があるのか?酵母由来成分配合の化粧品についてをまとめていきます。

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酵母菌は肌に本当に効果があるのか?!酵母入り化粧水の謎に迫ります!~まとめ~

酵母菌の培養液が化粧水の正体です!

酵母入りの化粧品の正体は、酵母を培養した後に、それを、ろ過して得られた液体を化粧成分として使用しているケースが多いようです。

酵母菌(イースト菌)をパラパラ添加しているのではなくて、酵母菌を人工的に生育、増殖させた後に、それをろ過して出来た液体を化粧品の効果があるであろう成分として、添加している。っていうことなんですよね。

残念ながら、ろ過してしまうという工程を踏むので、その化粧水や化粧品の中には、酵母菌は存在していないことになります。←ひえ~!!!

潤い肌の決め手は、一体何なのか?!

人間が元々持っている肌中の保湿成分を「NMF(天然保湿因子)」と言います。

角質層中に存在していて、水分を吸収してくれて、保持する働きをする物質なんです。そして、主な成分となってくるのが、アミノ酸です!

また、ビタミンB群は、肌のターンオーバーを司っています。不足してくると保湿機能が劣る未熟な肌細胞しか生まれず、トラブル肌を招いてしまいます。

酵母由来の化粧品成分は、アミノ酸やビタミンを含むので、肌状態を正常に保ってくれるのに効果があるようですね。

 

高価な酵母入り化粧品なら、肌の奥の奥まで浸透してくれるんでしょうね?!

浸透する限界は、「角質層」までなんです。

角質層って言ったら、表皮のすぐ下です。そんでもって、ラップくらいの薄さしかないんです。そ、そこまで~、で終了。

化粧水なんかのパッケージにも、注意書きで「浸透は、角質層までです」と書いてあるんですよね。

じゃ、ただ単に高価なだけで、意味はないのか、肌に効果はないのか、という点について。

実は、角質層というのは、

  1. 体内の水分蒸発を防いでくれる作用。
  2. チリやホコリ、アレルゲンなどの異物が体内に入り込むのを防いでくれるバリア機能。

この2つの働きを持っているんです。

潤い肌の決め手は、角質層の水分と油分(皮脂)のバランスで保たれているんです。

ですから、化粧水などが、この角質層まで浸透してくれれば、潤いある肌を保つという効果は期待できる、ということになります。

酵母菌が生成してくれたアミノ酸類などの主成分が、角質層まで浸透してくれれば、水分をしっかり抱え込んでくれる、そして、元々ある天然保湿因子も正常に働いてくれる!

潤い肌の効果が得られそうな予感がしちゃいますね!

酵母由来成分配合の化粧品を使用するに当たって

酵母由来成分配合の化粧品を選ぶ際は、サンプルなどで試してから、購入するというのが、一番安心で安全な選び方だと思いますので、まずは、サンプルから試してみて下さい。

せっかく高価な化粧品を買っても肌に合わずに、残念なことにもなりかねません。

そして、どんなに高くて、口コミで評判が良いとしても、そして、発酵というなんだかナチュラルっぽい肌に良さそうなイメージがあったとしても、自分の肌に合うかどうかは、わからないので、イメージだけで判断しないように注意して下さいね。

私も昔、自然派系の化粧品を使って、赤いプツプツが出来ちゃったことがあるので、皆さんはそんなことがないようにして下さいね。

私も気になる発酵コスメの化粧品のサンプルを取り寄せて試してみようと思います。

発酵マニアは、やっぱり、気になってしまうんですよね~。。。

それでは、皆さん、良い熟成を・・・・

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