最近テレビなどで取り上げられて人気になった粉末醤油。その名の通り醤油が粉末状になっているもので、いろいろな料理や食材にふりかけて食べるという新感覚の調味料。さて、この粉末醤油って、どうやって作っているのか、作り方って疑問に思いませんか?なんで液体の醤油が粉末状になっているのか。。。?!
今回は、小さな疑問に答えるべく、この粉末醤油がどのようにして作られているのか作り方をしっかり調べてみました。
粉末醤油のメリットとしては、
- 揚げ物や天ぷらなどにかけると料理が濡れなくてよい
- 料理にドバドバかからずに調整しやすい
- 液だれしないのでお弁当にも最適
- アイスにかけたりなど料理の幅が広がる
日本人にとっても身近な調味料の醤油ですから、粉末になってもいろいろと用途がありそうですよね!
巷で大人気になった粉末醤油の紹介と最後には、粉末醤油をどのようにして使うと美味しく食べられるのかも書いていきます。きっと読み終わったら、粉末醤油を使ってみたくなることと思いますよ~。
Contents
粉末醤油の作り方
まず、最初に言っておくと、粉末状の醤油、粉末醤油を自宅で手作りするというのは不可能なのです。。。粉末醤油の自宅での作り方というのはないのです。。。
粉末醤油は、工場で作られています。工場での作り方としては、主に噴霧乾燥や凍結乾燥(フリーズドライ)などの方法で粉末状や粒子状にされているようです。
粉のような形状の粉末醤油もあるし、粒子状で少し粒が大きめの粉末醤油もありますね。今はいろいろなメーカーから出されていて、個性を打ち出した商品を出しています。純粋な醤油だけの粉末醤油から、他のゆず、わさび、しょうがなどもフリーズドライなどをほどこして粉末状にした他の食材を粉末醤油と一緒に混ぜて商品にしていたりもします。
噴霧乾燥とは?!
醤油を粉末にする作り方として噴霧乾燥器という機械にかけるやり方がある。
噴霧乾燥器は、スプレードライヤーとかスプレードライングいう呼び方もされるようなんだけど、食品に関して言えば、熱で傷みやすいような食材を乾燥させるのには向いている方法のようですね。
熱風中に液体を微細な霧状に噴出させ、瞬間的に球状の紛体を作れてしまう乾燥装置です。
噴霧乾燥で作る利点としては、粒子を細かくできるということや水に溶けやすいというという特徴があるようです。
凍結乾燥(フリーズドライ)とは?!
こちらは、凍結乾燥という方法での粉末醤油の作り方。こちらも凍結乾燥器という装置を使って作っていきます。
乾燥したものを凍結させてから真空中で水分を蒸発させる真空装置です。
こちらの特徴としては、低温で乾燥が進行するため、成分変化などもほとんどなく、色や香り、味、栄養価も保持することができるようです。
どちらの装置にも利点があり、各メーカーの考え方や食材や醤油の特徴の違いで粉末にするやり方も選定しているのでしょう。
人気の火付け役となった粉末醤油は○○!
少しずつ目にとまるようになっていたこの粉末醤油ですが、テレビで紹介されたことで爆発的に人気が出たようですね。やっぱりテレビの力や影響力ってすごい。
2019年1月に「ホンマでっか?!TV」にて、オススメされたところから、そのあとすぐにネットでは売り切れが続出したくらいだったようですね。
その時にテレビで紹介された粉末醤油は、醤油の五大名産地の一つ、金沢県にある
- 「直源醤油」さんの「もろみの雫・シーズニングソルト」
20gの小瓶に入っていて、ラベルもカッコイイ!
見た事がない人たちのために、一応、写真貼りますね↓↓↓
こちらの粉末醤油は、2017年の1月から3月まで全日空のファーストクラスの機内食にも採用されたという商品なのだそう!機内の中でも液体の醤油じゃないからこぼれないし、新しい感覚の醤油として提供されたのです。
それに、普通の液体の醤油大さじ1に比べ、フリーズドライの醤油は同じ大さじ1でも、塩分量は10分の1と圧倒的に少ないのです!これって、減塩にかなりつながりますよね!嬉しい!
この直源醤油の「もろみの雫・シーズニングソルト」は、凍結乾燥(フリーズドライ)の製法で作られました。
フリーズドライにしていることで、香りや旨味がしっかり残っている。そして、粒も粉状ではなくて、少し粒々が大きい粗めの粉末醤油になっているので、食材にふりかけた時に、すぐに溶けてしまったりしないので、しっかり食材の上に乗っていて、口に入るまで形状が残っているの。だから、食材を食べたときにしっかりとこの粉末醤油の味も味わえるし、見た目にも素敵!
そんな風にかなりこだわって作った粉末醤油なので、人気が出るのも納得の商品ですよね。
粉末醤油の使い方
そんな粉末醤油は、どうやって使えば良いかというのを少し書いておきますね。
いつもの液体の醤油よりも同じ量をかけたとしても塩分量は少なくなるし、でも、風味や旨味はしっかり味わえるから、いろいろな料理に気兼ねなくふりかけられそうですよね。
- 牡蠣フライやホタテフライなどの魚介系の揚げ物
- 王道の天ぷら(柚のフリーズドライと混ぜてからかけてもいいよね)
- ペペロンチーノ系のオイルパスタの最後にトッピング
- ローストビーフにふりかける
- たまごかけごはん
- 手鞠寿司(小さいからちょこっとふりかけると可愛い)
粉末とは言っても醤油なんだから、和食はもちろん、洋食にもぴったり合うし、おしゃれに見えると思う。
パーティー料理なんかには、「なにこれ~!」と驚かれると思いますよ~。
今回は、人気の火付け役になった直源醤油さんの粉末醤油にフューチャーしたけど、他の醸造蔵や大手調味料メーカーからもいろいろな粉末醤油が出ているので、是非探してみて下さいね。
それでは、今回の「人気の粉末醤油の作り方と美味しい使い方」をまとめていきましょう。
「人気の粉末醤油の作り方と美味しい使い方」まとめ
粉末醤油の作り方
粉末醤油は、自宅での作り方は残念ながらないのです。
工場などでの機械によって、粉末状にしている。
- 噴霧乾燥
- 凍結乾燥(フリーズドライ)
このような製法で作られている。どちらの製法や装置にも利点があり、各メーカーの考え方や食材や醤油の特徴の違いで粉末にするやり方も選定しているのだろう。
人気の火付け役となった粉末醤油とは?!
TVで取り上げられたことによって、人気が出て有名になったのは。
- 「直源醤油」さんの「もろみの雫・シーズニングソルト」
という粉末醤油です!
粉末醤油の使い方
- 牡蠣フライやホタテフライなどの魚介系の揚げ物
- 王道の天ぷら(柚のフリーズドライと混ぜてからかけてもいいよね)
- ペペロンチーノ系のオイルパスタの最後にトッピング
- ローストビーフにふりかける
- たまごかけごはん
- 手鞠寿司(小さいからちょこっとふりかけると可愛い)
粉末とは言っても醤油なんだから、和食はもちろん、洋食にもぴったり合うし、おしゃれに見えると思う。
最近では、乾燥の技術も発達してきて、いろいろな商品が売り出されるようになりましたね。私もトレンドのリサーチに必死です笑
この粉末醤油の一番気に入っている点は、普通の液体醤油と同じ分量を使用しても、塩分量が非常に少ない摂取でとどまるところ。大幅な減塩にも繋がります。でも、香りは醤油、旨味も醤油なので、満足できる。
これは、減塩を気にされている方や普段の生活習慣病の予防にもなるかもしれませんよね。
いろいろなフリーズドライの食材や調味料と掛け合わせて、オリジナルの粉末調味料を作ってみてもおもしろいかもしれませんよね。いろいろチャレンジしてみましょう!
それでは、皆さん、良い熟成を・・・
<関連記事>→「簡単にできる醤油の作り方!自宅で手作りしてみよう!」
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