醤油を一気に飲むなんて想像を絶しますよね。そんなことをしたら命を落としてしまう危険があります!醤油には致死量があります。今回は、なぜ醤油を一気飲みすると命を落としてしまう危険性があるのかを掘り下げてみます。そして子供たちにもその情報をしっかりと伝えて頂きたい、そんな気持ちで書いていこうと思います。
一般家庭のどこにでもあるであろう醤油。間違った知識でいると命を落としてしまう危険もあります。大人であれば、ふざけて一気飲みなんてしないかと思いますが、子供は分かっていないことも多いはずです。
- なぜ醤油で命を落としてしまうような危険があるのか?
- 醤油の致死量とは?
- 子供達の「醤油」の都市伝説とは一体どんな内容なのか?
今回は、こんな部分を詳しく書いていきます。
そして、子供達にも醤油は摂取の仕方によって、危険性があるよ!ということをしっかりと伝えて頂けたらと思います。
なぜ醤油で命を落とす危険性があるのか?!
醤油と言えば、どの家庭にでもある、日本では欠かせない調味料の一つですよね。
まさか、この醤油が命を落としてしまうような危険性があるとは私もずっと知りませんでした。
ただ、それは、一気に大量に醤油を摂取した場合によるものなので、普通に醤油を使っているのであれば、何も問題はありません。普段通りに料理やお刺身で醤油を使っているならば、命を落とす危険性は限りなく低い。ですから、そこは安心して下さいね。
ただ、まだ言葉が理解できないくらい小さい子供達や間違った知識で振り回されてしまうような年頃の子供達には注意が必要です。
そんな子供達を守れるのは、大人の私たちしかいませんので、しっかり見ていくことにしましょう。
醤油を一気に大量摂取するとどうなるのか?
醤油を大量に一気飲みするなんて、想像しただけでもゾッとしますよね。
恐らく飲める訳ない!想像しただけで、喉が渇きます(汗)
でも、実際に醤油を一気に大量摂取したために、死にかけてしまったという事例があるんだそうです。
19歳のアメリカ人の少年の事例
アメリカでこんな事例が報告されています。
19歳の少年が、なぜか1リットルもの醤油を一気飲みしてしまったんだそう・・・。
その後、身体は震えだして、ばったりと倒れて昏睡状態になってしまったのだそう。
すぐに救急搬送されて、しっかりと適切な処置が行われたのでなんとか一命はとりとめたという事例です。
彼に聞いたわけじゃないからハッキリとは分からないけれど、もしかすると悪ふざけで友達と我慢比べをしていて、醤油を飲み干したのかもしれないし、もしかしたら、周りの友達をびっくりさせようとして飲んじゃったのかもしれないし、彼だって命に関わるようなことだって分かってたら、きっとしなかったはずですよね。
特にアメリカ人だもんね、醤油のことに詳しい人なんて周りにはいないはずだわ。。。かわいそうに。。でも命が助かって本当に良かった。
美容のために醤油を飲んでしまった事例
この女性は、アメリカ人。美容のためにと醤油を一気に大量摂取してしまい、命を落としそうになったのだそうです。
最近流行っていたデトックス方法のひとつに「クレンズ」っていうのがありますよね。塩水とか野菜ジュースとかを飲んだり、断食して腸を休めたりするというダイエット。
そのクレンズをなんと醤油でやったんだそうで、彼女も綺麗になりたい!という一心でゴクゴクと大量に一気飲みをしたようです。
近年では、発酵食品が身体に良い事や日本食が健康になる、というような事柄だけが一人歩きしてしまって、行き過ぎた間違った知識として認識されてしまったのが原因でしょう。
突然ろれつが回らなくなり、意識を失ってバタリと倒れてしまったのだそうです。
緊急搬送され、処置をされたことで彼女も一命を取り留めたようですが、脳には重い障害が残ってしまったそうです。
醤油を一気飲みするとなぜ危険なのか?!
上記の2人の事例も醤油を一気に大量に飲んだことによるものです。
命の危険にさらされてしまった訳は、醤油を大量に摂取したことによる「高ナトリウム血症」が原因です。
簡単に言えば、体内の水分よりも塩分の方が高くなってしまったときに起きる症状です。高ナトリウム血症を発症すると、
- 頭痛
- けいれん
- 嘔吐症状
- 下痢
- 発熱
- 過呼吸
- めまい
- 興奮状態
- 意識障害
などを引き起こしてしまいます。症状を見ただけでゾッとしますよね。
いずれも醤油を大量摂取したことによって引き起こされる症状ですが、一体どのくらいの量を摂取してしまうと高ナトリウム血症を引き起こしてしまう可能性があるのかを書いていきます。
醤油で命を落としかねない。醤油の致死量とは?!
醤油の致死量は、
- ヒト推定致死量 2.8~25mL/kg
例えば、
- 体重50kgの大人の場合だと、120~1250cc
ということになります。
例えばよく売られている醤油の1リットルのボトルを飲み干してしまうと塩分量はだいたい180gくらいなので、50kgの人であれば致死量に相当してしまいます。バッタリ倒れてしまうでしょう。
大人であれば、こんな無茶なことをするなんて考えられませんが、宴会の席やお酒が入っている時なんて悪ふざけでやってしまうかもしれません。自分だけでなくて、誰かがやらせようと煽っている時や笑いを取ろうとして醤油を一気に飲もうとしているのを見つけた時は、必ず死んでしまう可能性があるということを注意して下さい!
小さな子供は誤飲に注意してあげて!
醤油の致死量、大人の場合は分かったと思いますが、子供の場合はどうでしょうか。
子供は、体重も軽いですし、もっと少ない量が致死量に相当してしまいます。
- 体重10kg子供の場合だと、20~250cc
見てわかるようにこんなに少ない量が致死量にそうとしてしまうのです。
計量カップ1杯分程度で、子供が命を落としかねません。
特に小さな子供達は、何もわかりません。飲めるのかな~?という一心で飲み干してしまうかもしれませんし、隣のお友達をビックリさせてやろうと遊びの中で大人が見ていないときに飲んでしまうかもしれません。
そんなことがないように、大人がしっかりと見ていてあげて下さい。
現代の子供の世界の醤油に関する都市伝説とは。。
醤油の致死量を記事に書くために致死量は知っていましたが、いろいろと調べていました。
すると、信じられないような醤油の都市伝説のようなものが子供の世界で広がっていることに気がつきましたので、ここに紹介しておきます。
先程書いたように、小さな子供達は醤油が塩分を沢山含んでいることなんて知りませんし、遊びの中で分からず無茶をして飲んでしまうというところに注意してあげる必要があると書きましたが、もう物を言えば分かるような年頃の子供達には、間違った醤油の使い方として変な噂が広がっているようなのです。
それは、「醤油を一気飲みすると熱が出る」という都市伝説のような噂です。
これは、インターネットで拡散されていて、知恵袋のような質問コーナーに沢山の中学生や高校生が書き込みをしているんです。
- 醤油を一気飲みすると熱が出ると聞きました。どのくらいの量を飲んだらいいのですか?
- 明日テストなので、学校を休みたいのですが、醤油を一気に飲むと熱が出るって本当ですか?
- さっき醤油を一気飲みしましたが、熱が出ません。なぜ出ないのですか?
このような質問がいっぱい出てきたんです。
どこからこんな噂が出てきたのかは突き止められませんでしたが、中学生や高校生の子供達が次の日の学校を休むために親を納得させる要素として熱を出すために醤油を一気飲みする、という全く根拠のない都市伝説を信じて実際にやってしまっている子供達が沢山いるということなんです。
このような子供達の質問の答えは、その中には大人の答えもあるでしょう。醤油の一気飲みはやめた方がいいという答えの書き込みもあれば、このくらいの量を飲めばいいという醤油の一気飲みを煽るような書き込みも存在しているんです。
もしかすると醤油を飲んだら熱が出るということを信じている子供達もこの記事を見るかもしれないので、ハッキリ言っておきますが、
- 醤油を一気飲みすると熱が出るなんて、そんな簡単なことはありません!醤油を一気飲みすることで、命を落としてしまうかもしれません!絶対にやってはいきません!
もし一命を取り留めたとしても、脳に大きな障害をもたらす危険性があるんです。
どうか、小さい子供達だけでなく、家族間の中でこの醤油を大量摂取することの危険性を大きくなってきている子供達にもしっかり伝えていて欲しいと思うのです。
現在の社会はネット社会で、間違った情報が沢山でまわってしまっています。ユーチューバーは、子供がなりたい職業にもランキングしていると聞きました。人がやっていないことを動画にして配信して話題を生むことに夢中になっている人たちが沢山いるということですね。そこには、間違った情報や過激な行為の動画も沢山ある。家族間の中で大人がきちんと本当の情報を子供達に伝えていかないといけないと思っています。
もしこの記事を読んで頂いて、近くに伝えられる子供達がいるのならば、今日の食卓の話題として出して頂けたらな、と思います。
それでは、今回の「醤油の致死量について、なぜ危険なのか子供達にも伝えて欲しい!」をまとめていきます。
醤油の致死量について、なぜ危険なのか子供達にも伝えて欲しい!まとめ
醤油を一気飲みするとなぜ危険なのか?!
上記の2人の事例も醤油を一気に大量に飲んだことによるものです。
命の危険にさらされてしまった訳は、醤油を大量に摂取したことによる「高ナトリウム血症」が原因です。
簡単に言えば、体内の水分よりも塩分の方が高くなってしまったときに起きる症状です。高ナトリウム血症を発症すると、
- 頭痛
- けいれん
- 嘔吐症状
- 下痢
- 発熱
- 過呼吸
- めまい
- 興奮状態
- 意識障害
などを引き起こしてしまいます。
醤油で命を落としかねない。醤油の致死量とは?!
醤油の致死量は、
- ヒト推定致死量 2.8~25mL/kg
例えば、
- 体重50kgの大人の場合だと、120~1250cc
ということになります。
例えばよく売られている醤油の1リットルのボトルを飲み干してしまうと塩分量はだいたい180gくらいなので、50kgの人であれば致死量に相当してしまいます。
小さな子供は誤飲に注意してあげて!
醤油の致死量、大人の場合は分かったと思いますが、子供の場合はどうでしょうか。
子供は、体重も軽いですし、もっと少ない量が致死量に相当してしまいます。
- 体重10kg子供の場合だと、20~250cc
見てわかるようにこんなに少ない量が致死量にそうとしてしまうのです。
計量カップ1杯分程度で、子供が命を落としかねません。
現代の子供の世界の醤油に関する都市伝説とは。。
これは、インターネットで拡散されていて、知恵袋のような質問コーナーに沢山の中学生や高校生が書き込みをしているんです。
- 醤油を一気飲みすると熱が出ると聞きました。どのくらいの量を飲んだらいいのですか?
- 明日テストなので、学校を休みたいのですが、醤油を一気に飲むと熱が出るって本当ですか?
- さっき醤油を一気飲みしましたが、熱が出ません。なぜ出ないのですか?
このような質問がいっぱい出てきたんです。
もしかすると醤油を飲んだら熱が出るということを信じている子供達もこの記事を見るかもしれないので、ハッキリ言っておきますが、
- 醤油を一気飲みすると熱が出るなんて、そんな簡単なことはありません!醤油を一気飲みすることで、命を落としてしまうかもしれません!絶対にやってはいきません!
もし一命を取り留めたとしても、脳に大きな障害をもたらす危険性があるんです。
いかがだったでしょうか。私達日本人にとっては切っても切れないくらい身近になる醤油。私達、日本人が間違った知識をもっているなんてちょっと恥ずかしい。。。間違った認識で命を落としてしまう危険性があることをしっかりと知るとともに、まだ分かっていない子供達にも正しい情報を大人達が伝えていく必要がありますね。
それでは、皆さん、良い熟成を・・・
<関連記事>→「醤油の塩分濃度と摂取目安量について。」
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