「梅干しが腐ると不幸が起きる。。。」これは、昔から言い伝えられてきている迷信です。昔の人の教えや戒めが、このような言葉を作り出したということなんですよね。
昔は、塩分濃度がとても高い梅干しを食べていました。でも、現在は、「減塩」が良いとされているので、市販の梅干しも塩分濃度が低い商品が沢山売られています。
梅干しというのは、保存食なので、腐るわけない!
というイメージを持っている方も多いでしょう。
でも、冷蔵庫の中に梅干しを入れて保存していたとしても、腐ってしまう場合があることを知っていますか?
今回は、梅干しを安全に保存して食べる方法をご紹介していきます。
せっかく冷蔵庫にまで入れて大切に保存していた梅干しが腐るという不幸が起きないように、ポイントを挙げていきたいと思います。
梅干しが腐ると不幸が起きる?!梅干しを冷蔵庫に入れていても腐るのか?
まずは、どうして昔の人が、
「梅干しが腐ると不幸が起きる。。。」
ということを言い伝えてきたのか。その迷信について見ていくことにしましょう。
梅干しが腐ると不幸が起きる。。。なんでそんな事が言われたのか?!
昔の梅干しは、塩分濃度が30パーセントもあったんです。現代の梅干しは、塩分濃度が20パーセント前後ですので、かなり塩分の量が多く仕込んでいたということになりますね。
基本的に塩分が多い食品は、腐敗する確率は低いものです。ましてや塩分濃度が30パーセントもあるような梅干しであれば、もう塩漬けのような状態ですから、腐敗菌の侵入もそう簡単にはできない状態です。
それなのに、もしも梅干しが腐るような事が起きてしまったら・・・
言い換えると、
腐るはずのない梅干しが腐るということは、あってはならないことが起きてしまっている・・・
というふうに昔の人は思ったようです。
それと同時に、「梅干しを腐らせてしまうような状態ということは、家事をおろそかにしている証拠だよ。しっかり掃除は行き届いているの?そんな汚い、家事にも手を抜いているような家に住んでいたら、きっと不幸が起きるよ。。。」というような昔の人の戒めのような気持ちも込められて、このような言い伝えができたようです。
こちらの記事にも詳しく書いていますが、「[恐怖]迷信なのか?梅干しに黒いカビが生えると○○なことが起きる!」とにかく、塩分濃度が高い梅干しであれば、腐ることはなく、長く保存できるはずなのです。
現代の梅干しのタイプは変わった。
次は、現代の梅干しについてです。現代の食生活では、「減塩」が良いと推奨されているので、梅干しも時代に合わせて、塩分濃度やタイプが変わってきています。
自家製で作る梅干しもどのレシピを見ても塩分濃度は約20パーセントくらいですし、市販の梅干しに関しては、塩分濃度が3パーセントなど、昔から比べたらビックリする程、塩辛くなくなっています。
ある意味、これは、現代を生きる私たちにとっては、嬉しいことですよね。日本の技術は、本当にすごいな、と思いますよね。
他には、調理梅干しや梅漬けという分類で、食べやすいようにハチミツに漬けたタイプやカツオの風味がついたものなど、いろいろなタイプの梅干しが手軽に買えるようになりました。
梅干しは保存食というイメージから、どんなタイプの梅干しでも常温に置いておいても大丈夫。と思ったりしていませんか?
それから、冷蔵庫に入れておけば、梅干しだもん。腐ることなんかないよ。と思っていませんか?
次は、梅干しを冷蔵庫に入れておけば、長く保存できるのか?というところを見ていきましょう。
開封前の梅干しを冷蔵庫に入れておけば、永遠に腐ることはないんでしょ?!
結論は、気をつけていなければ、どんな梅干しだって腐ります!!!←ガーン。。。
まず、市販の梅干し(ハチミツ漬けやカツオ風味など)については、裏面を見ると「冷暗所に保管」などと書いているかと思います。
開封前の梅干しであれば、湿気の少ない冷暗所に保管しておけば、賞味期限内であれば、品質も保ったままで保存することができると思います。腐らないように添加物が入っているので、賞味期限と保管場所さえ間違えなければ腐ることはないでしょう。
だいたい開封前の梅干しであれば、賞味期限が3ヶ月から6ヶ月程度と書かれている物が多いかと思います。
それじゃ、開封してない梅干しを冷蔵庫に入れて保管すれば、記載されている賞味期限よりも長く安全に食べられるか?!
ということについては、答えは、NO!です。
そもそも、梅干しのパッケージは、プラスチックで、プラスチックの蓋を開けると、ビニールシートがぴっちりと張ってあったりしませんかね?
頑丈そうなパッケージだし、ビニールシートも内蓋としてしっかり貼ってあるから、この状態で冷蔵庫に入れておけば、大丈夫よね~♪と思ってしまいますが、その内蓋のビニールシートは、見えないですが、小さな穴が開いているんです。
しっかりビニールシートが貼られていますが、結局、冷蔵庫に入れても、いずれは腐ります。
塩分濃度の低い市販の梅干しやハチミツ漬けの梅干し、カツオ風味の梅干し、カリカリ梅などは、開封前であっても時が経てば腐るということを覚えておいて下さい。
市販の梅干しを開封した場合は、安全に食べるのであれば、必ず冷蔵庫で保存して、賞味期限内で食べきることをオススメします。
塩分濃度20パーセントの梅干しを冷蔵庫に入れておけば、大丈夫でしょ?
先程からも言っていますが、梅干しの長期保存の条件では、塩分濃度の高さというのは重要です。
大昔の梅干しは、塩分濃度が30パーセント以上もあったと言われています。まさに塩漬けの状態だったんですね。
現在は、昔ながらの梅干しと言ったら、塩分濃度は、20パーセントというのが主流です。この塩分濃度20パーセントで作られた梅干しであれば、長く保存できると言っていいでしょう。
保存場所は、常温でも冷蔵庫でもいいですが、注意点を挙げておきます。
冷蔵庫の中に入れると、低温の中に入れるので、化学反応の進行は遅くなります。でも、冷蔵庫の中には、他の食品も沢山入っていますよね。この食品のどれかが、もし腐敗菌におかされて腐ってしまっていたとしたら、その腐った食品が冷蔵庫の中に少しでも放置されていたとしたら、カビの胞子は、冷蔵庫の中をウヨウヨと舞っている訳です。。。←こわ~泣
どんなに梅干しの塩分濃度が高めだから安心だわ~と言ったとしても、カビの胞子の量が多ければ、その梅干しも腐敗します。腐ってしまうでしょう。。。
常温で保存する場合は、絶対に湿気の多い場所には置いてはいけません!
生徒さんからこんな話を聞きました。炊飯器の置いてある戸棚の下に手作りの梅干しをしまっていたのですが、気がついてみたら、カビが発生していて、泣く泣く捨てました。。。というのです。原因は、湿気ですね。通気性の悪い戸棚にしまいこんでしまったというのも悪かったのでしょう。
炊飯器は、蒸気を沢山出しますので、近くに置くのは注意が必要です。あとは、ポットなんかの近くも危ないですね。
直射日光が当たらない、風通しの良い場所に置いてあげるようにしてくださいね。
それでは、今回の梅干しが腐ると不幸が起きるのか?梅干しは、冷蔵庫に入れていても腐るのか?について、まとめていきましょう。
梅干しが腐ると不幸が起きる?!梅干しを冷蔵庫に入れていても腐るのか?~まとめ~
梅干しが腐ると不幸が起きる。。。なんでそんな事が言われたのか?!
昔の梅干しは、塩分濃度が30パーセントもあったんです。現代の梅干しは、塩分濃度が20パーセント前後ですので、かなり塩分の量が多く仕込んでいたということになりますね。
基本的に塩分が多い食品は、腐敗する確率は低いものです。ましてや塩分濃度が30パーセントもあるような梅干しであれば、もう塩漬けのような状態ですから、腐敗菌の侵入もそう簡単にはできない状態です。
それなのに、もしも梅干しが腐るような事が起きてしまったら・・・
言い換えると、
腐るはずのない梅干しが腐るということは、あってはならないことが起きてしまっている・・・
というふうに昔の人は思ったようです。
それと同時に、「梅干しを腐らせてしまうような状態ということは、家事をおろそかにしている証拠だよ。しっかり掃除は行き届いているの?そんな汚い、家事にも手を抜いているような家に住んでいたら、きっと不幸が起きるよ。。。」というような昔の人の戒めのような気持ちも込められて、このような言い伝えができたようです。
開封前の梅干しを冷蔵庫に入れておけば、永遠に腐ることはないんでしょ?!
市販の梅干し(ハチミツ漬けやカツオ風味など)については、裏面を見ると「冷暗所に保管」などと書いているかと思います。
開封前の梅干しであれば、湿気の少ない冷暗所に保管しておけば、賞味期限内であれば、品質も保ったままで保存することができると思います。腐らないように添加物が入っているので、賞味期限と保管場所さえ間違えなければ腐ることはないでしょう。
だいたい開封前の梅干しであれば、賞味期限が3ヶ月から6ヶ月程度と書かれている物が多いかと思います。
それじゃ、開封してない梅干しを冷蔵庫に入れて保管すれば、記載されている賞味期限よりも長く安全に食べられるか?!
ということについては、答えは、NO!です。
そもそも、梅干しのパッケージは、プラスチックで、プラスチックの蓋を開けると、ビニールシートがぴっちりと張ってあったりしませんかね?
頑丈そうなパッケージだし、ビニールシートも内蓋としてしっかり貼ってあるから、この状態で冷蔵庫に入れておけば、大丈夫よね~♪と思ってしまいますが、その内蓋のビニールシートは、見えないですが、小さな穴が開いているんです。
しっかりビニールシートが貼られていますが、結局、冷蔵庫に入れても、いずれは腐ります。
塩分濃度の低い市販の梅干しやハチミツ漬けの梅干し、カツオ風味の梅干し、カリカリ梅などは、開封前であっても時が経てば腐るということを覚えておいて下さい。
市販の梅干しを開封した場合は、安全に食べるのであれば、必ず冷蔵庫で保存して、賞味期限内で食べきることをオススメします。
塩分濃度20パーセントの梅干しを冷蔵庫に入れておけば、大丈夫でしょ?
大昔の梅干しは、塩分濃度が30パーセント以上もあったと言われています。まさに塩漬けの状態だったんですね。
現在は、昔ながらの梅干しと言ったら、塩分濃度は、20パーセントというのが主流です。この塩分濃度20パーセントで作られた梅干しであれば、長く保存できると言っていいでしょう。
保存場所は、常温でも冷蔵庫でもいいですが、注意点を挙げておきます。
冷蔵庫の中に入れると、低温の中に入れるので、化学反応の進行は遅くなります。でも、冷蔵庫の中には、他の食品も沢山入っていますよね。この食品のどれかが、もし腐敗菌におかされて腐ってしまっていたとしたら、その腐った食品が冷蔵庫の中に少しでも放置されていたとしたら、カビの胞子は、冷蔵庫の中をウヨウヨと舞っている訳です。。。←こわ~泣
どんなに梅干しの塩分濃度が高めだから安心だわ~と言ったとしても、カビの胞子の量が多ければ、その梅干しも腐敗します。腐ってしまうでしょう。。。
常温で保存する場合は、絶対に湿気の多い場所には置いてはいけません!
生徒さんからこんな話を聞きました。炊飯器の置いてある戸棚の下に手作りの梅干しをしまっていたのですが、気がついてみたら、カビが発生していて、泣く泣く捨てました。。。というのです。原因は、湿気ですね。通気性の悪い戸棚にしまいこんでしまったというのも悪かったのでしょう。
炊飯器は、蒸気を沢山出しますので、近くに置くのは注意が必要です。あとは、ポットなんかの近くも危ないですね。
直射日光が当たらない、風通しの良い場所に置いてあげるようにしてくださいね。
もしも、手作りで味噌や醤油などを作っている方がいるのであれば、手作りの梅干しの保存場所は、それらの近くに置いてあげてください。
発酵を促す微生物たち(有用な微生物)が多く集まる場所に梅干しを保存してあげることで、腐敗菌の侵入を防ぐことができます。有用な微生物たちでバリアを張ってやるということなんですよ。
最後に梅干しは、保存状態によっては、賞味期限の前に腐ることだってあることを覚えておいてください。梅干しから変な臭いがしていたり、ドロドロになってしまっていたり、変色してしまっている場合は、そのパッケージ内には腐敗菌が増殖してしまっているということになるので、私だったら、全部捨てます。。泣!
梅干しを食べる時も綺麗な箸を使って取り出すなどして、清潔に保つようにしましょう。
それでは、皆様、良い熟成を・・・
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