豆麹と甘酒でおかず醤油豆を作ろう!熟成時間も短くて、お弁当にもピッタリ。

味噌を手作りするとなると時間がかかりますよね。どうしても熟成時間がたっぷり必要です。特に豆麹を作った豆味噌になってくると米麹を使った米味噌や麦麹を使った麦味噌よりも時間がかかります。もっと手軽にこの時間のかかる豆味噌用の豆麹を普段の食卓で使えないかな~と考えていました。

先日実家に行って、話をしていたら、私の父は長野県出身なんですが、父が子供の頃に「醤油豆」というものをよく食べたという話になったんです。よくよく聞いたら、長野の醤油豆は、黒豆麹と醤油で仕込む「おかず豆」なんだそうですね。福井県なんかにも似たような醤油豆があると聞いたこともあったのを思い出したんです。

これなら、豆麹を気軽に楽しんでもらえるレシピが出来る!ということで、早速作ってみました。

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今回は、時間がなくても、熟成時間が短くて、オツマミやお弁当のおかずにもぴったりな豆麹と甘酒で作るおかず醤油豆のご紹介です。

豆麹と甘酒で作る、おかず醤油豆の作り方

父から聞いた長野県のおかず醤油豆は、ただの豆麹ではなくて、黒豆麹で作っていたようです。手に入れば、黒豆麹で作ってもいいですし、普通の豆麹でも良いと思います。

豆麹は、通年通してネット通販で売られていますので、検索で「豆麹 通販」と入れると沢山の商品が出てきますので、お好みの豆麹や黒豆麹を探してみて下さいね。

おかず醤油豆の作り方

<材料>

  • 豆麹 200g
  • 市販の火入れした甘酒 150g
  • 醤油 200cc
  • 水 50cc
  • 昆布 適量

<作り方>

  1. タッパーを準備して、アルコールや焼酎でよく拭いて消毒しておく。
  2. 豆麹と甘酒を入れてよくなじませる。
  3. 醤油と水を入れて、かき混ぜる。
  4. 昆布をハサミなどで小さめに切って、入れて、混ぜる。
  5. 常温に置いて、発酵熟成させる。
  6. 出来上がるまで、毎日綺麗なスプーンで混ぜ混ぜして下さい。
  7. 熟成期間は、約3~5日程度。豆麹が柔らかく食べられるようになったら出来上がりです。
  8. 出来上がったら、冷蔵庫に保存してください。

おかず醤油豆の作り方~ポイント~

なんとも簡単に出来上がってしまいます。

出来上がりの目安は、仕込んだ豆麹が柔らかくなれば、もうOKです。甘酒も入れているので、ほどよく甘く、食べやすくなっています。もっと甘めが良い方は、甘酒の量を増やして下さいね。

黒豆麹で作る時は、普通の大豆で作った豆麹よりも豆の大きさが大きいので、熟成時間が普通の豆麹で作った時よりも長くなるかもしれません。

出来上がるまでは、常温で熟成させてもらいたいのですが、熟成に最適な温度は、約20度前後です。寒い場合は、リビングに近いところで、一緒に置いてあげて、熟成をうながしてあげて下さいね。

いろんな麹にも言えるのですが、麹は、酸素がすきで、酸素を入れてやると元気に発酵します。発酵をするということは、いろいろな成分を生み出して、美味しくなるということです。出来上がるまでは、こまめに綺麗なスプーンでかき混ぜて、酸素をいっぱい送り込んであげて下さい。

おかず醤油豆~アレンジ方法~

出来上がった豆麹と甘酒のおかず醤油豆は、そのままあったかご飯に乗せて食べても美味しく頂けます。昆布も入れてあるので、旨みもしっかり感じられます。

お弁当にもちょこっと入れてあげるといいですね。

ほうれん草や小松菜などの葉もののお浸しに醤油豆を混ぜて、出してあげても良いと思います。

チャーハンに混ぜて一緒に炒めてあげても良いと思います。

オツマミにするならば、クリームチーズに混ぜてあげて、小さめに切った海苔に乗せて食べるのも乙です!

おかず醤油豆は、豆麹で作られていますので、酵素たっぷりです。良質なタンパク質も摂取できますし、腸内環境も整えてくれますので、免疫力アップにつながり、子供たちやご家族の健康を手軽に守ってあげられると思います。

毎日のふりかけの変わりにこの豆麹と甘酒で作る醤油豆を是非食べて頂ければと思います。

それでは、作り方をまとめていきますね。

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豆麹と甘酒で作るおかず醤油豆~まとめ~

<材料>

  • 豆麹 200g
  • 市販の火入れした甘酒 150g
  • 醤油 200cc
  • 水 50cc
  • 昆布 適量

<作り方>

  1. タッパーを準備して、アルコールや焼酎でよく拭いて消毒しておく。
  2. 豆麹と甘酒を入れてよくなじませる。
  3. 醤油と水を入れて、かき混ぜる。
  4. 昆布をハサミなどで小さめに切って、入れて、混ぜる。
  5. 常温に置いて、発酵熟成させる。
  6. 出来上がるまで、毎日綺麗なスプーンで混ぜ混ぜして下さい。
  7. 熟成期間は、約3~5日程度。豆麹が柔らかく食べられるようになったら出来上がりです。
  8. 出来上がったら、冷蔵庫に保存してください。

発酵食品は、身体に良いのはわかっていても、味噌や漬け物くらいしか思い浮かばないかと思うんです。発酵食品というと時間がかかるイメージや難しいというイメージがあると思いますが、こ~んな感じで材料さえあれば、簡単に作れてしまいます。

日本は、発酵大国です。世界の中でも一番の発酵文化のある国ですし、世界の中でも長寿国というのは、この食文化の証明でもあります。日本は、沢山の食品に溢れている裕福な国でもありますが、是非、次世代にこの発酵文化を伝承していって頂ければと願っています。

どうぞ、気軽に楽しく発酵生活を楽しんで頂けたら嬉しく思います。

豆麹の使い方の参考記事はこちら→「豆麹で作る豆味噌は若返り最強説!作り方やその他のレシピ紹介」

「豆麹と米麹で味噌を作ろう!良いとこどりの美味しい合わせ味噌の作り方。」

 

これを読んでくれている皆さんや向こう側にいる皆さんの大切な人たちがいつも元気でいてくれますように・・・私も美味しいものをご紹介できるようにがんばります~!

 

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