甘酒って言っても、実は2種類の甘酒があるのを皆さんは知っていますか?
米麹で作る甘酒と酒粕で作る甘酒。この2つとも「甘酒」と呼ばれているんです。←まぎらわしいですよね~汗
最近では、甘酒を摂り入れた美容法やダイエット法などが盛んにテレビでやっていたりしますよね。空前の甘酒ブーム。
さて、この甘酒を飲んでダイエットや健康になろうと思った時に、甘酒の飲み方や選び方を間違えてしまうと、逆に「太る」ということにもなりかねないんです。
特に、酒粕の甘酒は、注意しないと太る要素があるんですよ。もちろん米麹の甘酒もなんですが。。
今回は、酒粕の甘酒が好きな人たちに、太らないようにするための、酒粕甘酒を飲む注意点を書いていこうと思います。
Contents
酒粕甘酒は注意しないと太るよ!痩せる酒粕ダイエットの方法とは?
甘酒と呼ばれるのは2種類あって、まずは、米麹で作った甘酒。
これは、米麹と水(お粥を入れることもある)を糖化させて、作った甘酒です。あの甘みは、米麹のアミラーゼという酵素が働いて、米のデンプンを分解して、ブドウ糖を生成していることによるものです。
米麹の甘酒は、酵素分解による自然の甘みです。
もう一つの甘酒は、今回、注目すべき酒粕で作った甘酒です。
酒粕で作った甘酒は、酵素分解をしたりして、甘みを出している訳ではないんです。
さて、酒粕の甘酒は一体どうやって作っているのか、米麹で作った甘酒との味の違いなども含めて見ていくことにしましょう。
酒粕甘酒は、ある物はドバッと入っているのよ!
米麹の甘酒の効果や効能は、いろいろとありますが、もちろん、酒粕にだって、嬉しい効果は沢山あります。
酒粕には、栄養素もたっぷりと含まれていて、ビタミンも豊富ですから、新陳代謝アップも期待されますので、ダイエット効果もあると言えるでしょう。
でも、ここで注目してもらいたいのは、米麹の甘酒とは作り方が全く違うというところ。全く違う飲み物だ、という点です。
ご自分で酒粕甘酒を作ったことがある人は、知っていると思いますが、酒粕甘酒は、米麹で作った甘酒とは違い、ある物を入れて作られています。
それは、「砂糖」です。
酒粕甘酒は、酒粕と水と砂糖を混ぜて作られたものなんです。
なんで、砂糖を入れているかというと、甘くしないと飲みにくいからですよね。
酒粕は、特有の香りや風味、味わいがあるので、砂糖を入れて、飲みやすくしているという訳。
市販で売られている酒粕甘酒なんて、砂糖の量は半端なくドバッと入っています。
健康に良いからと言って、この市販の酒粕甘酒を毎食毎に続けていたとしたら。。。そりゃ、太る。。。砂糖たっぷりの飲み物ですもん。。
酒粕の甘酒は、健康に良いからと思って、毎日、沢山の量を飲んでしまえば、太るということになってしまうんですよね。。
でも、酒粕甘酒は、少し温めて飲むと、身体がポカポカ温まるので、私も好きです。
絶対に太るから飲まない方がいい!とかではなくて、時々、気分転換に飲むのであれば良いのではないでしょうか。
1日に湯飲み茶碗1杯分なら、問題ない量だと思います。
そして、砂糖の量がどれくらい入っているかわからないので、太るということを避けたいのであれば、ご自分で酒粕を買ってきて、砂糖の量も少なめにして、水を足して、鍋で温めて作ったものを飲むようにしてみてくださいね。
ご自分で作る酒粕甘酒の方が酒粕の味もしっかり出るので、満足度も高いと思います。
絶対、注意して欲しいのは、酒粕には、アルコール分が含まれているのももあるんです。
車の運転や子供が飲むなんて時には、注意して下さいね!
酒粕の嬉しい効果とは?
米麹で作る甘酒同様、酒粕で作る甘酒にも沢山の効果や効能が期待されます。
酒粕は、そもそも、お酒を造る製造工程で出来た副産物ですよね。米や米麹などを原料にして、発酵させてお酒を造り、その後にお酒を絞ったあとの絞りカスが、酒粕な訳です。
酒粕の栄養の代表的なところを見てみると、(ザックリですが)
- ビタミンB群をたっぷり含んでいる。
- 食物繊維も含んでいる。
これは、米麹で作った甘酒と同じで、身体を元気にしてくれる、栄養素をたっぷり含んでいるのです。だから、酒粕は身体に良いって言われているんですよね。
ビタミンB群などの栄養成分によって、代謝サイクルが活発化して新陳代謝がアップする効果が期待されます。これによって、毎日、続けていると、知らず知らずのうちに痩せやすい体質になれるかもしれませんよね。←うれし~!
それに、食物繊維もたっぷり含まれていますので、腸内環境に効いてくる可能性大!便秘解消に繋がっていけば、美肌を手に入れられたり、腸内環境が良い状態で保たれていれば、免疫力のアップにもつながっていきますので、風邪知らずの強い身体を手に入れられる可能性だってあるんです。
さて、酒粕で注目すべき点がもうひとつあります。それは、
- レジスタントプロテインを含んでいる。
聞き慣れない成分でしょうかね。
なんと、これは、ダイエット効果の高い成分と言われているんです。
レジストタントプロテインは、体内の余分な脂質を排出してくれる効果があるんです。それによって、体脂肪の低下だったり、コレステロール値の低下なんかも期待できます。
こんなにダイエット効果のある成分を含んでいるなら、酒粕ダイエット、挑戦してみてもいいですよね。
この記事を読んで下さっている方の中にも酒粕ダイエットを実践している方もいるかもしれませんよね。
酒粕ダイエットでは、酒粕の甘酒を飲むのもいいよ~と紹介されていることが多いので、酒粕甘酒を飲んでいるのに、痩せない~と思っている方もいるかもしれません。
先程も書きましたが、酒粕甘酒は、手軽なので続けやすいと思いますが、やっぱり砂糖を入れて作っているので、ダイエット目的で考えると、「太る」というリスクが高いのです。。。泣
では、私のオススメする酒粕ダイエットの方法をご紹介していきたいと思います。
太らず、痩せるための酒粕ダイエットの方法
酒粕の1日の摂取量は、50gです。
この量を1日に摂取するのに、皆さん、簡単なので、酒粕に砂糖を入れて、お湯などで溶かして、酒粕甘酒を作って、飲んでいる方が多いと思います。
もし、甘酒によるダイエットをしたいのであれば、砂糖を使用しない米麹で作った甘酒を毎日飲んだ方が良いと思います。レジスタントプロテインは含まれていませんが、砂糖をいっぱい入れた酒粕甘酒を飲んで、太ってしまうくらいなら、断然良いと思います。
米麹で作った甘酒も甘いですが、もちろん栄養成分もたっぷり入っていますし、新陳代謝アップに繋がる可能性は高いです。米麹で作った甘酒の甘みは、米麹の酵素分解による自然な甘みですので、安心です。
でも、1日に200mlまでという量の決まりは守らないといけませんが。。
酒粕ダイエットをするのであれば、毎日飲んでいる味噌汁に混ぜて、粕汁にして飲むやり方にすると無理なく摂取できるのではないでしょうか。
野菜をいっぱい入れて、味噌汁を作って、最後に酒粕を溶かして、野菜たっぷりの粕汁にしてみましょう。
これであれば、3食に食べられますし、ランチに持って行くのでもいいんじゃないかしら?美味しくて、身体も温まるし、これならば、続けられますよね。
本気でダイエットしたいのなら、3食のうちの1食だけをこの野菜たっぷりの粕汁に置き換えてダイエットを進めるというのも良いかもしれません。粕汁をたっぷり食べると満腹感もあるので、ご飯の量も必然的に減ると思います。
あとは、酒粕を使って、漬け床を作り、豚肉や魚の切り身などを漬け込んで、酒粕焼きをおかずにするというのも良いと思います。
酒粕甘酒を毎日飲むとなると、砂糖のせいで、太ることにならないように、酒粕でダイエットしたいのであれば、毎日の食事の中で摂り入れるようにしていった方が効果的かと思います。
酒粕甘酒でダイエットしていて、全然、体重が減らないなんて方は、是非、粕汁や酒粕焼きなど、食事に摂り入れるやり方に切り替えてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回の酒粕甘酒は、太るのか?、酒粕で効率的にダイエットする方法をまとめていきます。
酒粕甘酒は注意しないと太るよ!痩せる酒粕ダイエットの方法とは?~まとめ~
- 酒粕甘酒は、砂糖がいっぱい入っているので、市販のものは注意が必要です。
- 飲みたい場合は、1日に湯飲み茶碗1杯程度にしましょう。
- 自家製の酒粕甘酒を作るのであれば、砂糖の量をコントロールできるので、オススメします。
- 毎日酒粕を摂り入れるなら、粕汁や酒粕焼きなど、食事の中に摂り入れて摂取するようにしてみましょう。
どのダイエットでもそうですが、続ける期間は、1ヶ月~3ヶ月くらい続けてみないと、効果なんてわかりません。早い人は、1ヶ月くらいで、効果が実感できるようです。
根気強く続けていくとなると、毎日砂糖入りの酒粕甘酒を飲み続けるというのは、いかがなものか。。?となりますよね。
早く効果を実感したいのであれば、生活の中に必ず適度な運動も取り入れていくようにして下さい。
食事だけ、食べ物だけで、健康な身体は、手に入れることはできません!!!
私たち、日本人は、真面目な人種なので、「これが効きますよ~」と言われると、毎日、真面目に取り組んでしまいがちです。。取り組み過ぎるがために、やりすぎて、逆に身体を壊してしまうケースだってあるんです。
バランスよく、気持ちもゆったりと取り組んでいきましょうね。
それでは、皆さん、良い熟成を・・・・
関連記事→甘酒を飲んだら痩せる?太る?どっちなの?甘酒との上手な付き合い方。
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