風邪をひいてしまうと、体力が消耗しちゃいますよね。こじらせてしまうと、胃腸も弱ってしまって、ほとんど食べられない状態になってしまうことも。。
胃腸風邪なんて、食欲もなくなってしまうので、どんどん体力も消耗してしまいます。
少し回復して来たときに、まずは、何を食べたらいいのかって、悩んだりしませんか?
そんな時は、甘酒が身体にバッチリ効いてきます!
今回は、そんな胃腸風邪や風邪が回復してきた時に、まずは、元気を出すために飲むといい、甘酒を使ったスープをご紹介していきます。
それは、出汁甘酒スープ!
シンプルなスープだけど、風邪の回復の一番最初の栄養源としては、簡単に作れるし、とってもおすすめのスープです。
それでは、見ていきましょう。
Contents
胃腸風邪の回復には出汁甘酒スープで温まろう!
まずは、風邪をひいたときに、どうして、食欲がなくなってしまうんだろうって、考えたことってありますか?
身体って、私たちにしっかりサインを送ってくれているんですよね。
そのサインを無視して、勝手な判断をしてしまうと、風邪の治りが遅くなっちゃったりするんですよ。
まずは、風邪をひいたときの、身体のサインについて、書いていきます。
風邪の時の身体のサインを見逃すな!
胃腸風邪もそうですし、他の風邪の場合でもそうですが、食欲がなくなってしまいますよね。
それこそが、身体からのサインなんです。体調悪いよ~っていうサイン!
私たちには、そもそも備わっている潜在酵素というものがあります。
その潜在酵素は、消化酵素と代謝酵素に分かれているんです。
- 消化酵素→食物を分解してくれる酵素。
- 代謝酵素→健康や美容、免疫力などに作用してくれる酵素。
身体は、まず、通常の場合では、食物が体内に入ってくると、早く消化をしないと、身体に危険を及ぼしますので、消化酵素が使われて、食物を消化してくれる動きをします。
先に、消化酵素が使われるという仕組みになっています。
そして、残った分は、代謝酵素として、健康や美容や免疫など、本来の代謝酵素としての目的で使われるのです。
しかし、風邪をひいたりして、体調を崩してしまった場合、身体は、緊急事態な訳ですね。
身体では、早く体内の修復作業をしなくちゃいけない訳です。
そうすると、本当は、消化酵素が先に使われるのですが、代謝酵素が体内の修復活動のために始めに動き出すのです。
そのことによって、消化酵素の方ではなくて、代謝酵素の方が優先して使われるので、身体のサインとして出てくるのは、
「食欲がなくなる」
ということに繋がっていくんですよ。
その時に、食欲がなくなっちゃったら、体力が落ちるから大変だ~!と言って、元気を出そうと思って、ステーキを食べたり、焼き肉をモリモリ食べたりしちゃうと、体内での修復活動を始めようと代謝酵素が優先的に働いているのに、体内に食物がいっぱい入ってきちゃうので、仕方なく、消化酵素にまわっていきます。
体内では、代謝酵素優先で働かなくてはいけないのに、消化酵素にまわさなくていけなくなるので、風邪の治りが遅くなってしまう。。。というメカニズムになる訳です。
この、食欲が落ちてしまうというサインを無視して、ここで沢山食べるようなことをしてはいけないってことなんですよ。
胃腸風邪には、甘酒を飲むべし!
風邪などで、食欲が落ちている時は、無理に何かを食べてはいけません。
極端な話ではありますが、ジ~っと寝ているのが一番いいのです。
とは言え、風邪や、特に胃腸風邪などは、脱水症状になりがちかと思いますので、水分補給は大切です。
そこでおすすめしたいのが、甘酒です!
甘酒は、「飲む点滴」と呼ばれる程、栄養がたっぷりなのです。
ビタミン類やアミノ酸など、身体に重要な栄養成分がしっかり含まれています。
それに、甘酒は、ブドウ糖の塊ですので、とにかく身体に吸収されやすいと言えます。
ブドウ糖が身体に速やかに吸収されることによって、弱った身体の回復に効果的と言えるでしょう。
よく、風邪をひいたときなんかには、スポーツドリンクがいいと言いますが、スポーツドリンクには、砂糖が入っています。
甘酒のブドウ糖の方が、砂糖よりも分子が小さいですので、身体にすばやく吸収させるという意味では、甘酒の方が勝っています。
胃腸風邪や食欲がない時には、甘酒をどんな風に飲めばいいかというと、
- 甘酒を水で薄めて飲むべし!
コップに常温の水を入れて、大1程度の甘酒を入れて、混ぜて飲む。
もし、もっとサッパリさせたかったら、レモン汁なんかを絞って入れてもいいと思います。
特製の回復甘酒ドリンクですね。甘酒は、満足度も高いので、胃腸を休めてあげるにも最適と言えますよ。
それでは、少し時間が経過して、何かもう少し飲みたいな~と思った時に、身体もしっかり温まる甘酒スープの作り方をここでご紹介しておきます。
特に、つらい胃腸風邪には、最適のスープと言えますよ。
つらい胃腸風邪には、出汁甘酒スープを飲むべし!
甘酒を水で薄めたものを飲みながら、ジ~っとしていて、でも何かもう少し、口に入れたいな~と思った時には、出汁甘酒スープが最適です。
身体も温まるので、寝る前には、このスープを飲んで、布団に入るといいのではないかしら。
胃腸風邪なんかは、消化もできにくい状態になっているので、固形物を最初から食べるのはよくないですね。。
ですから、具材は、最初はいれません。でも、満足のいく味のスープに仕上げていきます。
<材料>
- 昆布 5cm1枚
- カツオ節 ひとつかみ
- 水 800cc
- 塩 ひとつまみ
- 甘酒 大1~2
- しょうがの絞り汁 小1
<作り方>
- 出汁をひいていきます。
- 水に昆布を入れて、沸騰しないようにしてジワジワ温めていきます。
- 昆布の香りがしっかり出てきたら、昆布を取り出します。
- 鍋を沸騰させて、火を止めます。
- 火を止めた鍋に、カツオ節をひとつかみ、水面にまんべんなく置くようにして入れます。
- カツオ節が沈むのをそのまま待ちます。
- 沈んだら、ペーパーなどで漉します。
- 出汁をもう一度、火にかけます。
- 塩をひとつまみ入れて、味を調えます。これで出汁の完成ですね!
- そこに、甘酒としょうがの絞り汁をいれます。
- 温め直して、出来上がり!
出汁は、味を薄めにして、そこに甘酒としょうがの絞り汁を入れて、飲んで下さい。
身体が温まります。出汁は、旨みのバランスがいいですから、満足度を得られますよ。
もう少し、何か具材も食べたいな~という場合は、
- 人参のすりおろし 大3+豆腐 適量
- 大根のすりおろし 大3+豆腐 適量
この2バージョンは、どうでしょうか?
冷蔵庫に入っている食材で、作れますし、すりおろして作ってあげることによって、固形物が食べたいと言っても胃腸に優しく出来上がります。
その後、もう少し、固形物も食べられるようになってきたら、この出汁甘酒スープに、お粥を入れて、おじやのようにして食べても良いですね。
こんな風に段階を踏みながら、消化に良いものを作って食べて、胃腸を労りながら、風邪の回復を待ちましょう。
こうやって、消化酵素をいっぱい使わずに、代謝酵素にまわしてあげるような努力をしてあげるということも、身体の回復には、大切なことなんですよ。
では、今回の胃腸風邪の回復のための出汁甘酒スープの作り方について、まとめていきましょう。
胃腸風邪の回復には出汁甘酒スープで温まろう!~まとめ~
風邪の時の身体のサインを見逃すな!
私たちには、そもそも備わっている潜在酵素というものがあります。
- 消化酵素→食物を分解してくれる酵素。
- 代謝酵素→健康や美容、免疫力などに作用してくれる酵素。
身体は、まず、通常の場合では、食物が体内に入ってくると、早く消化をしないと、身体に危険を及ぼしますので、消化酵素が使われて、食物を消化してくれる動きをします。
先に、消化酵素が使われるという仕組みになっています。
そして、残った分は、代謝酵素として、健康や美容や免疫など、本来の代謝酵素としての目的で使われるのです。
しかし、風邪をひいたりして、体調を崩してしまった場合、身体は、緊急事態な訳ですね。
身体では、早く体内の修復作業をしなくちゃいけない訳です。
そうすると、本当は、消化酵素が先に使われるのですが、代謝酵素が体内の修復活動のために始めに動き出すのです。
そのことによって、消化酵素の方ではなくて、代謝酵素の方が優先して使われるので、身体のサインとして出てくるのは、
「食欲がなくなる」
ということに繋がっていくんですよ。
体内では、代謝酵素優先で働かなくてはいけないのに、消化酵素にまわさなくていけなくなるので、風邪の治りが遅くなってしまう。。。というメカニズムになる訳です。
この、食欲が落ちてしまうというサインを無視して、ここで沢山食べるようなことをしてはいけないってことなんですよ。
胃腸風邪には、甘酒を飲むべし!
甘酒は、「飲む点滴」と呼ばれる程、栄養がたっぷりなのです。
胃腸風邪や食欲がない時には、甘酒をどんな風に飲めばいいかというと、
- 甘酒を水で薄めて飲むべし!
コップに常温の水を入れて、大1程度の甘酒を入れて、混ぜて飲む。
もし、もっとサッパリさせたかったら、レモン汁なんかを絞って入れてもいいと思います。
特製の回復甘酒ドリンクですね。甘酒は、満足度も高いので、胃腸を休めてあげるにも最適と言えますよ。
つらい胃腸風邪には、出汁甘酒スープを飲むべし!
<材料>
- 昆布 5cm1枚
- カツオ節 ひとつかみ
- 水 800cc
- 塩 ひとつまみ
- 甘酒 大1~2
- しょうがの絞り汁 小1
<作り方>
- 出汁をひいていきます。
- 水に昆布を入れて、沸騰しないようにしてジワジワ温めていきます。
- 昆布の香りがしっかり出てきたら、昆布を取り出します。
- 鍋を沸騰させて、火を止めます。
- 火を止めた鍋に、カツオ節をひとつかみ、水面にまんべんなく置くようにして入れます。
- カツオ節が沈むのをそのまま待ちます。
- 沈んだら、ペーパーなどで漉します。
- 出汁をもう一度、火にかけます。
- 塩をひとつまみ入れて、味を調えます。これで出汁の完成ですね!
- そこに、甘酒としょうがの絞り汁をいれます。
- 温め直して、出来上がり!
出汁は、味を薄めにして、そこに甘酒としょうがの絞り汁を入れて、飲んで下さい。
身体が温まります。出汁は、旨みのバランスがいいですから、満足度を得られますよ。
もう少し、何か具材も食べたいな~という場合は、
- 人参のすりおろし 大3+豆腐 適量
- 大根のすりおろし 大3+豆腐 適量
この2バージョンは、どうでしょうか?
冷蔵庫に入っている食材で、作れますし、すりおろして作ってあげることによって、固形物が食べたいと言っても胃腸に優しく出来上がります。
その後、もう少し、固形物も食べられるようになってきたら、この出汁甘酒スープに、お粥を入れて、おじやのようにして食べても良いですね。
こんな風に段階を踏みながら、消化に良いものを作って食べて、胃腸を労りながら、風邪の回復を待ちましょう。
こうやって、消化酵素をいっぱい使わずに、代謝酵素にまわしてあげるような努力をしてあげるということも、身体の回復には、大切なことなんですよ。
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胃腸風邪は、特に何か固形物を入れると、胃が痛くなったりして、とてもつらいですよね。
そんな時は、無理をして、食べずに、この甘酒パワーを使いながら、少しずつ、固形物に移行していくような食べ方をしていくと良いと思います。
その前に、やはり日頃から、風邪をひかないようにしておくことが大切です。
日頃の暴飲暴食は、消化酵素の無駄遣いにもつながっていって、代謝酵素を本来の目的できちんと作用させてあげられない状況を生み出してしまいます。
バランスよく、適度に食べることを心がけましょうね。
それでは、皆さん、良い熟成を・・・・
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