疲れてる?梅干しのクエン酸含有量はトップクラス!その効果と味覚のお話。

疲れると食べたいものの代表と言えば、酸っぱいものじゃありませんか?

疲れた日には、ランチでも、なんとなく酢の物を1品プラスして食べていたり、コンビニに行って手に取るのは、レモンたっぷりの栄養ドリンクだったり、いつもは、ツナのおにぎりだけど、梅干しのおにぎりを選んでいたり。。。

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疲れていると、知らないうちに酸っぱい物を求めていることって、ありますよね。

そんな酸っぱいクエン酸を含む食品の中でも、梅干しのクエン酸の含有量は、トップクラス!

私たち日本人にとっては、身近な保存食品ですし、手軽に食べられるという点でも優れていますよね。

今回は、このクエン酸の含有量の多いとされる梅干しについてズームを当てていきましょう。

疲れた時には、クエン酸を含んでいる食品を食べるといいいと言われるけれど、なんでかな~?

という疑問に答えていきたいと思います。それから、疲れると実は、味覚も変わっているんです。知っていましたか?

そんな、疲れによる味覚の変化についても書いていこうと思います。

梅干しのクエン酸含有量はトップクラス!その効果と変化する味覚のお話。

まず、クエン酸とはなんでしょうか?

クエン酸とは、レモンだったり、グレープフルーツだったり、柑橘類を食べた時や、今日の主役の梅干しを食べた時に感じる、

「すっぱ~~~~~~~い!!!」←思わず、叫んでしまった笑

と感じる、あの酸味こそが、クエン酸の正体なのです。

要は、柑橘類だったり、梅干しの酸味成分ということですね。

このクエン酸は、疲れを回復させる成分として有名ですが、その他、美容効果やダイエット効果もあるんです!

効率よくクエン酸を摂取するためには、何を食べたら、何を選んだらいいんでしょうか?

正解は、梅干しです!!!

次は、梅干しのクエン酸の含有量についてを見ていきましょう。

梅干しのクエン酸の含有量は、とっても多いんです!

酸っぱい物って、なんだろう?クエン酸っていったら、なんだろう?

一番に酸っぱい物と言ったら、レモンと答える人が多いかもしれませんね。

では、レモンのクエン酸量ですが、レモンは、1個にクエン酸の含有量は、2gです。

一方、梅干しのクエン酸含有量は、標準の梅干し1粒になんと5gなんです!

  • レモン1個のクエン酸含有量→2g
  • 梅干し1粒のクエン酸含有量→5g

レモン1個を食べるとしたって、がんばって絞って飲むとしても。。。←う~ん。想像するだけで、キツイ。。

でも、標準の大きさの梅干しを1粒食べるだけで、レモン1個分のクエン酸量を上回ってしまうんだから、梅干しを1粒食べた方が、簡単でいいですよね~。

しかも、梅干しなら、家にある確率は、高いですよね。手軽です。

疲れた時には、食事の時に1粒、一緒に食べるだけでいい。それで、疲労回復に繋がるなんて、楽ちんです。

では、このクエン酸が、どういう効果があるのかをもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

クエン酸の効果は、疲労回復だけじゃないのよ。

疲労回復の効果あり

まずは、クエン酸の代表的な効果といったら、疲労を回復させてくれるというところ!

力仕事をしたり、ジムで運動したり、仕事のストレスがあったりして、疲れた身体。。。

疲れが溜まっていくと乳酸という物質が身体に溜まってきてしまいます。乳酸って、聞いたことある人も多いと思います。

この疲労の原因の乳酸をクエン酸は、炭酸ガスに分解して尿として身体の外に排出してくれる効果があると言われています。

乳酸は、筋肉痛の原因にもなると言われている物質なので、クエン酸を摂取してあげることで、筋肉痛の防止にも繋がります。

それから、生物には、糖質や脂質をエネルギーとして変換するクエン酸回路というものがあるんです。言い換えるとクエン酸サイクルとも呼ばれています。

もしも身体の中にクエン酸が足りていない状態だった場合、せっかく摂った糖質や脂質は、エネルギーとして変換されず、乳酸として体内に溜まってしまうのです。。

日頃から栄養が偏っていたり、極端にクエン酸自体が身体に足りていないと、疲れやすい身体になってしまいます。

そんな時もクエン酸を摂取して、体内の機能を正常に戻してあげることで、疲労回復の効果を期待することができるんです。

梅干しは、たった1粒。ね、簡単でしょう。

ダイエット効果もあるんです!

疲労回復の効果にプラスして、梅干しのクエン酸には、ダイエット効果も期待されちゃいます。←やった~!

先程も書きましたが、クエン酸回路というのは、糖質や脂質を効率的にエネルギーに変えるという働きがあります。

なので、余分な脂肪分の体内への蓄積を防いでくれるので、ダイエット効果もあると言えるんですよ。

ある研究室の報告では、マウス実験で、梅干しを与えていたマウスは、中性脂肪の上昇が抑えられましたが、梅干しを与えていなかったマウスは、中性脂肪が上昇したという実験結果も出ているようです。

梅干しのクエン酸に期待大ですね!

腸内環境にも一役かってくれるんです!

梅干しのクエン酸は、暴飲暴食や運動不足やストレスなどの生活の乱れから起こる、お腹の不調、便秘だったり、下痢気味だったり腸の不調を改善してくれる役割もあるんです。

腸の蠕動運動が活発になるので、摂取した食べ物を速やかに腸の奥へ奥へと運んでくれるという訳なんです。もし、腸の動きが鈍かったりすると、摂取した食べ物はなかなか消化されなかったり、腸内に長時間残ってしまったりして、悪玉菌を増やしてしまうかもしれないのです。

そんなことになったら、腸内環境は崩れて、免疫力も下がってしまい、その後、疲れから風邪などをひいてしまったり。。。という事態にもなりかねません。

梅干しのクエン酸の力を借りて、常に腸内環境も正常な状態に保ってあげることは大切ですね。

腸内環境が整っていれば、お肌も綺麗でいられるし、肌にツヤやハリだって出てくるかも。腸内環境を正常に保つことは、美容効果にも繋がりますので、梅干しのクエン酸の力を借りちゃいましょう。

疲れるとどうして酸っぱいものが食べられるの?

さて、梅干しのクエン酸が疲労回復効果やダイエット効果、美容効果もあるということはお分かり頂けたかと思います。

最後は、どうして、疲れると酸っぱい物を食べたくなるのか?というところ。

正確に言い換えると、疲れるとどうして酸っぱいものを食べられるのか?でしょうか。

普段は、酸っぱいものは、「超~!すっぱ~~~~!」と感じているはずです。

でも、体調の変化によって、味覚も変化するということを皆さんはご存じでしょうか?

疲れが出た時や疲れが溜まっている時というのは、「酸っぱい」という感覚が鈍くなるんです。

ですから、みんな酸っぱいものが食べられる、ということなんです。

身体が正常の時なんかは、酸っぱいな~と感じているはずなのに、疲れている時には、味覚が鈍くなっているので、酸っぱいものをグングン食べられちゃうっていうことなんですよ。

人間の身体って、よくできていますよね~。

そんな酸っぱい物を欲しているときは、疲れているという身体のサインでもあるってことです。

だからと言って、やみくもに酸っぱいものばかりを大量に摂取したら、ダメですけど。。。。梅干しだったら、手軽ですから、いつもの食事に1粒プラスしてあげるというのは簡単でいいですよね。

スポーツドリンクを例に挙げるともっとわかりやすいかな。

普段、全然、疲れてもいないときにスポーツドリンクを飲むと、酸味だったり、スポーツドリンクには、ナトリウムも含まれているから、しょっぱかったりって、感じると思うんです。

でも、大汗かいて疲れた後に、スポーツドリンクを飲むと、酸味やしょっぱさじゃなくて、甘く感じたりしませんかね?

これは、大量に汗をかいたことによって、身体からナトリウムが奪われているので、スポーツドリンクの中のナトリウムを体内にしっかり補給できるように脳が指令を出しているんです。

本来、クエン酸は酸っぱいはずなのに、それを甘いと認識させるように脳が指令を出して、すぐにナトリウムの補給をしようとしている現象が起きているってことなんですよ。

正常な時は、ナトリウムが身体に足りている状態ですので、酸味やしょっぱさを強く感じて、美味しく感じないようになってしまっているということ。

人の味覚というのは、こうやって体調によっても変化してしまいます。

ですから、普段よりも酸っぱいものをすっぱ過ぎると感じたり、苦いものを苦過ぎると感じる時などは要注意です。

本来、酸っぱいものや苦いものというのは、人間にとっては刺激物です。本能的に拒否をしようとする味なんです。

でも、過去に食べてきたという経験だったり、旨みや香りなど別の要素が加わることで、美味しいと感じています。

酸っぱいや苦いという味は、刺激物としては変わりはないので、人間の本能的な防御能力として、いつもよりなんだか刺激的に感じる場合なんかは、避けた方がいいですし、味覚の変化から身体のサインを受け取ってあげるというのも大切なことですね。

梅干しは、クエン酸の量も多く、しかも手軽に食べることができます。

疲労回復の他にもいろいろな効果が期待できますので、是非、毎日の食卓で楽しんでみて下さいね。

でも、1日に梅干しは、多くても3個までと心得てくださいませ。

それでは、今回の梅干しのクエン酸の含有量や高架についてをまとめていきましょう。

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梅干しのクエン酸含有量はトップクラス!その効果と変化する味覚のお話。~まとめ~

梅干しのクエン酸含有量

みなさんが酸っぱいもので思い浮かべるであろうレモンと梅干しのクエン酸の含有量を比べてみましょう。

  • レモン1個のクエン酸含有量→2g
  • 梅干し1粒のクエン酸含有量→5g

レモンは、1個なのに、梅干しだったら、たった1粒でクエン酸を5gも摂取することが可能です。

酸っぱい食品、クエン酸を含む食品の中でも梅干しのクエン酸含有量は、トップクラスと言えます!

梅干しのクエン酸の効果

  • 疲労回復効果
  • ダイエット効果
  • 腸内環境改善の効果

梅干しのクエン酸は、疲労回復効果だけではなく、新陳代謝を高め、腸内も正常にしてくれる効果があります。

疲れているときの味覚

疲れているときは、酸っぱいという味覚は、鈍くなると言われています。

ですから、疲れているときは、いつもよりも酸っぱいものが食べられるということなんです。

いくら梅干しが手軽でいいと言っても食べ過ぎは、絶対にダメです!

多くても梅干しは、1日に3個までと心得て下さい。

疲労回復効果だけでなく、他にもいろいろな効果が期待される梅干し。疲れている時だけではなく、日頃から1日1粒でもいいので、食べるようにしてあげるといいでしょう。

どうぞ、皆様、酔い熟成を・・・

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